資格インタビュー ~シカトーク-Vol.1 JavaSilver(SE11)~

YO_Koo

資格取得に向けた自己研鑽は、業務に役立つスキルを高める有効な手段であり、キャリア形成においても強力な支えとなります。
しかし「どうやって勉強を進めたらいいのか?」「実際に合格した人はどんな工夫をしているのか?」といった疑問や不安は尽きません。
そこで今回から新たに始まる資格取得者インタビュー、その名も「シカトーク」。
資格取得者の皆様に貴重なお時間をいただき、かくかくシカじかお話を伺い、合格の秘訣や苦労・努力したお話をお届けしていきます。
記念すべき第1弾は、S・YさんにJava Silverの資格取得についてインタビューしました!

今回の合格者プロフィール

S.Yさん
IT業界歴:2年目(理系・非情報系)
業務内容:Webアプリケーションのフロントエンド開発
思い出の給食:米粉パン
※インタビュー当時

インタビュー本編

yamaChan
本日はお忙しいところありがとうございます。今回のインタビューは、資格取得者の取り組みを社内外に発信する企画の第1回目ということで、S.Yさんにお話を伺います。インタビュアーのyamaChanです。よろしくお願いします!
S.Yさん
よろしくお願いいたします。

JavaSilverについて
試験のバージョン

yamaChan
まず、今回取得された資格は「Java Silver」ですね。バージョンは覚えてますか?
S.Yさん
はい、11です。
yamaChan
なるほど。Java11を選んだ理由は?
S.Yさん
現在よく使われているJavaのバージョンが11だと聞いたので、それに合わせて選びました。最新すぎると使われていないこともあるので、実務に近いものを選びました。

資格取得のきっかけ
知識を定着させるための一歩

yamaChan
資格取得を目指したきっかけは何だったんですか?
S.Yさん
新入社員集合研修でJavaを学んだのですが、現場ではJavaScriptやTypeScriptを使うことになって、Javaを業務で使う機会がなくなってしまったんです。だからこそ、学んだ知識を定着させたいと思いました。
yamaChan
現場で使う機会がないのに深めたかったのですか?
S.Yさん
はい。Javaの基礎をしっかり理解しておくことで、他の言語にも応用できると思ったんです。

学習方法と工夫
通勤時間活用と黒本メイン

yamaChan
学習期間はどれくらいでしたか?
S.Yさん
研修終了後の2ヶ月間です。平日は通勤時間に電子書籍で1.5時間、休日は家で3時間ほど勉強しました。
yamaChan
電子書籍ならではの時間の使い方ですね。使った教材はなんですか?
S.Yさん
「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」、通称「黒本」です。解説がわかりやすくて、YouTubeで補完しながら進めました。
yamaChan
スマホで完結できる教材を探して、なければタブレット、それでもダメなら紙の本を買うという工夫もされていたとか。
S.Yさん
はい。どこでもスキマ時間で勉強できることが大切だと考え、効率重視で選びました。

S.Yさんの不安グラフ

 

yamaChanコメント

事前に、S.Yさんには資格の勉強開始から本番までの期間の「不安グラフ」を作っていただきましたが、最後のほうで不安度が急上昇していますね!一体なにがあったんでしょうか、気になりますね!

苦労した点と乗り越え方
未知の分野を動画で補強

yamaChan
学習で苦労した点は?
S.Yさん
ラムダ式やモジュールなどの分野の学習ですね。グラフの序盤で一気に不安度が上がっているところですが、新入社員研修で深く触れていない分野の学習に苦戦しました。YouTubeでわかりやすい動画がたくさんあり知識を補いました!
yamaChan
次に不安度が急増しているタイミングがあるのですが何があったんですか?
S.Yさん
そろそろ合格点をとれるんじゃないかと思い受験した模試の点数が悪かったんです!試験日から逆算してその時に合格点が取れていないのはまずいと思い、苦手分野を徹底的に再度勉強しました。
yamaChan
そうなんですね!そこからさらに試験当日に一番不安度が高くなっていますがどうでしたか?
S.Yさん
解答中に、自信がない問題多くなりとても不安になりました!CBT方式の受験で結果がすぐにわかるため「試験を終了する」ボタンを押すときが一番不安で、お腹がとても痛くなりました。
yamaChan
すぐに結果がわかるのはかなり緊張もしますよね。

資格取得後の変化
エラー理解と応用力の向上

yamaChan
資格取得後、業務にどんな変化がありましたか?
S.Yさん
エラーの理解が深まり、JavaScriptでも原因を特定しやすくなりました。また、クラスやオブジェクト指向の理解が深まったことで、他の言語にも応用できています。

社内制度の活用と反響
共有が生むモチベーション

yamaChan
社内での反響はありましたか?
S.Yさん
資格取得報告が社内で共有され、同期から「すごいね」と言われることもありました。モチベーションになりますね。
yamaChan
周りの方のモチベーションも上がる好循環が生まれているといいですね!ちなみに、報奨金は何に使いましたか?
S.Yさん
次の資格取得に向けた教材購入に充てました。

今後の目標
品質とクラウドへの挑戦

yamaChan
今後挑戦したい資格はありますか?
S.Yさん
JCSQE(品質管理資格)とAWSです。品質への意識を高めたいのと、クラウド技術は今後必須になると思っているからです。

yamaChanコメント

JCSQEはソフトウェアの品質技術を高め、効果的に品質向上を目指すための専門家を認定する資格で、初級と中級があります。AWSはAmazon Web Services (AWS) が提供するクラウドサービスに関する知識とスキルを証明する公式資格試験です。

これから資格を目指す人へ
研修直後の挑戦がカギ

yamaChan
最後に、これから資格取得を目指す人へのメッセージをお願いします。
S.Yさん
集合研修で6〜7割の試験範囲はカバーできるので、早めに挑戦するのがおすすめです。Javaの実務経験がある方は問題を解くだけである程度の点数は取れると思いますので、問題集をとにかく解くことをおすすめしたいです。
yamaChan
ありがとうございました!
S.Yさん
こちらこそありがとうございました。

編集後記
業務と資格の両立

S.Yさんは、担当中の案件の業務にも熱心に取り組みながら、資格学習にもモチベーション高くチャレンジされていました。
今回の話では、ラムダ式の大きな壁を乗り越えたときや、1つ1つの成果に対する周囲の反応などモチベーションになる機会を無駄にせず原動力にされていたのが印象的でした。
このシリーズは資格にスポットライトを当てていますが、自身の成長には、いろんな選択肢がありその1つが資格と捉えています。
将来を見据え挑戦し続けるS.Yさんの今後のチャレンジに期待ですね!

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