弊社社員が共同執筆した技術論文が、第53回鉄道サイバネ・シンポジウムにて発表されます | 株式会社アイオス

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弊社社員が共同執筆した技術論文が、第53回鉄道サイバネ・シンポジウムにて発表されます

2016年10月24日

この度、(公財)鉄道総合技術研究所殿ならびに(株)ジェイアール総研情報システム殿との共同執筆で、第53回鉄道サイバネ・シンポジウムにて技術論文を発表することとなりました。以下に内容をご紹介させていただきます。

論文概要

題名
軌道リンクモデルを用いた運転曲線作成システムの再構築

執筆者
(公財)鉄道総合技術研究所 熊澤 一将
(公財)鉄道総合技術研究所 田中 峻一
(公財)鉄道総合技術研究所 平井 力
(株)ジェイアール総研情報システム 山下 修
(株)ジェイアール総研情報システム 山田 良平
(株)アイオス 蔵元 勝浩

概要
鉄道の列車ダイヤの元となる運転曲線ならびに基準運転時分を作成するにあたって必要となる各種設備(駅、番線、曲線、勾配、信号等)の情報はその位置を、「キロ程」と呼ばれる相対的な指標で管理しており、システムにおいてもその「キロ程」をキーとしたデータのモデリングを行ってきた。しかしながら、新線の開業や、駅や番線の改廃など、設備条件の変更に対する表現力が脆弱であり柔軟性に欠けるとの問題が顕在化していたため、これを解決し多様な設備条件へ対応するためのモデリング手法「軌道リンクモデル」を考案、システムの再構築につなげるに至った。本論文では、この「軌道リンクモデル」の概念の適用例をふまえ紹介し、今後の新たな分野に向けた展開などについて提案している。

スケジュール

第53回鉄道サイバネ・シンポジウム
日時:2016/11/10(木) ~ 11/11(金)
場所:ホテルメトロポリタン池袋
主催:一般社団法人日本鉄道技術協会
特定部会日本鉄道サイバネティクス協議会

【本論文の発表】
2016/11/11 9:35 ~ 9:55
発表者 (公財)鉄道総合技術研究所 熊澤 一将 様
詳細はこちら

参考

運転曲線作成システム
一般社団法人日本鉄道技術協会
特定部会日本鉄道サイバネティクス協議会

以上